耳鳴りが・・・!!


耳がキーンとする・・・
その耳鳴りは本当に放っておいても大丈夫ですか?

耳鳴りが実は思っている以上に
大変な病気のサインだとしたら?

耳鳴りの本当の恐ろしさを理解して正しい治療をしましょう。

このサイトでは
耳鳴りの原因・症状・治療・薬(漢方)などを
わかりやすく紹介いています。



耳鳴りの分類

◆自覚的耳鳴り
原因不明の「突発性難聴」
大きい音を常に聞いていることで難聴になる「音響性外傷」
血流不全、ストレス、免疫低下などが原因と考えられている
「メニエール病」
など病気を伴う耳鳴りです。

この場合、本人にしか音は聞こえません。

「治療法」

薬物療法やステロイド薬の注入、レーザー治療を行って様子を見ます。
また、ストレスが原因の耳鳴りにはラジオなどを楽しむなど心理的な治療も試みます。

など


⇒耳鳴りの分類

耳鳴りの原因になる病気

◆突発性難聴
原因不明の難聴で、めまい・耳鳴りが同時または難聴の前後に現れます。

◆老人性難聴

女性より男性に多い難聴です。
老化に伴い症状が現れるようになります。

最初に高い音域が聞こえづらくなり、そして低い音も聞こえづらくなります。
言葉を聞き取ることさえもできなくなってしまいます。

◆超神経腫瘍

嚥下障害、顔面筋肉のマヒ、顔面の痺れ、聴力の低下が症状として現れます。
超神経腫瘍を発症すると、最初に聴神経が圧迫されるので
耳が聞こえづらいという症状が一番初めに出ます。

◆耳硬化症

耳小骨が動かなくなる疾患です。
症状としてはまず最初に難聴が現れてそして耳鳴りが出ます。
耳鳴りを改善するのは難しいとされています。

◆メニエール病

・低音や金属音のような耳鳴り
・耳が塞がれたような感覚、耳が聞こえづらいなど難聴の症状
・突然、グルグル回るような「回転性めまい」


⇒耳鳴りの原因になる病気

耳鳴りの症状

■「原因となる疾患」

・メニエール病
「回転性のめまい」
突然、グルグル回るような激しいめまいが生じます。
めまいは30分〜数時間ほど続きます。
また、耳鳴り・吐き気・顔面蒼白・冷汗が同時に起こり耳が聞こえにくくなります。

耳に水が入ったような塞がったような感じもあります。

※めまいがおさまると上記の症状は軽快します。

・音響外傷
大きな音を聞いた直後から難聴の状態になります。
大きな音が聞こえなくなっても耳鳴りが止まりません。

など



⇒耳鳴りの症状

耳鳴りが難聴と共に出現

◆メニエール病
内耳に内リンパ液が溜まって水ぶくれ(むくみ)になる病気です。(内リンパ水腫)

・原因
ストレス、アレルギー、免疫低下、ウイルスなど

・症状

回転性めまい、耳鳴り、難聴、吐き気、嘔吐が数分〜数時間続きます。
症状が起こる頻度は人様々で、一ヶ月に何度も続けて起こる人もいれば
一年に数回しか起こらない人もいます。


◆糖尿病

膵臓から分泌されるインシュリンの機能低下もしくは不足することで糖尿病を発症します。

・症状

喉の渇き、倦怠感、めまい、耳鳴り、難聴など

など


⇒耳鳴りが難聴と共に出現

頭痛と耳鳴りがする場合

◆脳腫瘍
脳腫瘍の中でも聴神経腫瘍が最も多く見られます。

・症状

耳鳴り、難聴、顔面の違和感、頭痛の症状が出ます。
難聴は突然起きたり少しづつ出る場合もあります。


◆脳出血・脳梗塞

脳幹や小脳に血液が満足に運ばれないことでまずめまいが出ます。

この場合のめまいとは「回転性めまい」を指します。
回転性めまいはグルグル回るような激しいめまいが突然起きる症状です。

この他の症状として、
首の痛み・頭痛・運動障害・ろれつが回らない・意識障害などが挙げられます。

など


⇒頭痛と耳鳴りがする場合

耳鳴りの治療

◆病院での治療
自覚的耳鳴(じかくてきじめい)が原因でメニエール病、突発性難聴、音響外傷などを発症している場合には病院で効果的な治療を行えば改善することもありますが、100%ではありません。

◆漢方薬で耳鳴りを治す

腎機能低下、水分代謝異常、精神的ストレスが耳鳴りの原因だと言われる耳鳴り。
西洋医学と違うのは症状そのものではなく、体質を変えようとする点にあります。

・肝の流れを改善する

釣藤散(ちょうとうさん)
抑肝散(よくかんさん)

・水分代謝を上げる

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

・腎機能を改善

耳鳴丸(じめいがん)
六味丸(ろくみがん)

耳鳴りの場合、
西洋医学で治らないケースが多く漢方薬を使って耳鳴りを改善する方もかなりいます。

・ツボ療法

少海(しょうかい)、中渚 (ちゅうしょ)、外関(がいかん)、耳門(じもん)、
えい風(えいふう)、風池(ふうち)などのツボを押すと耳鳴りに効果があるとされています。


⇒耳鳴りの治療

耳鳴りを薬(漢方)で治す

◆水分代謝異常
偏った食事、暴飲暴食が原因で胃腸の働きが悪くなります。
この結果水分代謝が悪くなるとされています。

・飲酒が過ぎる場合・・・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
・頭痛、めまいがある・・・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
これらの漢方を使用して症状を改善します。


◆ストレス

ストレスを受けると自律神経に影響があります。
漢方で自律神経をコントロールしているのは「肝」です。

肝の通り道は耳の周囲に数多く存在します。
ストレスは肝の通り道も汚染してしまいます。

この結果が耳鳴りです。

・ストレス解消・・・釣藤散(ちょうとうさん)、抑肝散(よくかんさん)

など


⇒耳鳴りを薬(漢方)で治す

耳鳴りのつぼ

・「完骨(かんこつ)」 ・・・耳と脳の血行が改善されます。

・「翳風(えいふう)」・・・内耳の働きをUPさせてくれます。

・「天柱(てんちゅう)」・・・後頭部のコリが解消されますから血行が良くなります。

など


⇒耳鳴りのつぼ

耳鳴りは誰にでもあるの?


耳鳴りは高齢者のものだけではありません。
ストレスなどでも耳鳴りは起き、原因不明で聴力を失うことさえあるのです。
耳鳴りは誰にでも起こります。


⇒耳鳴りは誰にでもあるの?

耳鳴りのキーンの音の原因は?

・メニエール病
内耳に内リンパ水腫ができることによって回転性めまいなど激しい症状が出る病気です。

・老人性難聴

中枢経路や聴神経に問題が起こる病気です。
原因は老化です。

・感音性難聴(突発性難聴含む)

高度の神経性難聴であり原因不明の病気です。
障害が聴覚神経にありますから、医学的治療ができません。

・耳管狭窄症

飛行機に乗って気圧の変化を受けた時に起こる航空性中耳炎も耳管狭窄症の一種です。


耳鳴りには脳からくるものと耳に原因があるものと2種類あります。
キーンという耳鳴りは、脳からくる耳鳴りです。

耳鳴りは脳梗塞などの予兆である場合もありますから、
早めの病院受診をおすすめします。



⇒耳鳴りのキーンの音の原因は?



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